自重堂(3597)は本日(2023年5月30日)引け後、23年6月期配当を300→500円に増額すると発表。5月12日の第3四半期決算の際は300円配当としていましたが、わずか18日後の変更となりました。増配理由は、「東京証券取引所より提示のあった『資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願いについて』を考慮の上、総合的に勘案した」とのこと。予想EPSは550円で配当性向は90%となりますが、財務基盤が強固であり来期以降も継続可能でしょう。終値7,610円に対する利回りは6.57%。明日は買い気配からのスタートになりそうです。
自重堂は東証スタンダード市場上場ですが、プライム、スタンダードに関係なく今後も追随する銘柄は多く出てきそうです。そして次の大幅増配銘柄を探す動きも活発になるでしょう。保有株の中では、12月決算の大倉工業(4221)に期待したいところです。
