決算発表シーズンを迎え、とにかく目立つのは増配。減益予想でも配当政策などを変更し増配する企業も多く見受けられます。自己資本をため込まない、ROEの改善、アクティビストからの要求など、要因は様々でしょうが資本効率改善志向の流れは止まらないでしょう。
ただ注意しなければならないのは「ない袖は振れぬ」ということ。財務基盤が弱ければ、増配は無理筋になります。好財務、無理のない配当性向、会社側の意識、このあたりが増配のキーワードとなりそうです。保有するイチケン(1847)、日本リーテック(1938)、大倉工業(4221)、ノリタケカンパニーリミテド(5331)はそんな条件に適合していると思います。そして株価も上昇しているため、イチケン、日本リーッテクについては売り上がりで対処中です。