ジャナルの株式売買・配当・IPO

ジャナルによる株式の売買、配当、IPOのブログ

大成建設(1801)、三井住友建設(1821)が工事損失を公表

先週木曜日(2023年3月16日)に大成建設(1801)と三井住友建設(1821)が、施工中の工事現場での損失発生を公表。大成建設は札幌のビル工事で鉄骨建方精度の基準不適合により工期が2年以上遅れ、その影響は現在精査中とした。三井住友建設は東京での大深度地下工事に伴う現場で、2022年3月期の損失219億円に続き、2023年3月期も231億円の損失を計上する。期末配当計画は18円→14円に減配。

 

ゼネコンの工事損失は、受注後の施工状況で発生するので避けられない面はあります。特に大型工事では損失も巨額になるので業績変動が大きくなります。ただし大手ゼネコンは資本も厚いので、こうした一過性の損失が経営を揺るがすほどの大きさでなければ、買い場になることもあります。大成建設株は公表翌日(2023年3月17日)に一時4,030円(前日比ー400円安)まで下げ、引値は4,070円。そろそろ買いを考えたい水準かなと思います。

 

にほんブログ村 株ブログ 銘柄・投資企業へ
にほんブログ村