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西松建設(1820)など建設株の減額相次ぐ

西松建設(1820)は2023年1月31日に、23年3月期の業績と配当の減額を発表。営業利益は従来予想200億円→140億円(22年3月期実績235億円)、配当は285円→221円(同221円)。資材価格の高騰、海外工事の費用増が要因。配当予想の減額は株価に大きく響き、翌2月1日の株価は3,495円(前日比ー560円安)となりました。2月10日引値3,450円に対する利回りは6.4%ですが、24年3月期の配当が危うい状況では仕方ない評価でしょう。

 

このところ建設会社の業績減額が相次いでおり、2月10日には五洋建設(1893)が営業利益225億円→45億円、イチケン(1847)が同44億円→26億円に減額(両社とも配当予想は据え置き)。建設会社は受注から完工までの足が長いので資材高の影響を受けやすい業態です。今後は資材高に見合った受注をして採算を改善していかなければなりませんが、なかなか難しいかもしれません。

 

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