QDレーザ(6613)の本日(2021年2月10日)終値は1,230円(前日比+15%)でした。高値は1,349円で、ちょうど日経CNBCに同社の菅原社長が出演している時間帯でした。
菅原社長は番組で、同社の半導体レーザ技術、レーザデバイス、レーザアイウェアについて説明していました。半導体レーザ技術は難しくて、何がどれくらいすごいのかさっぱりわかりませんでした。レーザアイウェアは日本で医療機器として製造販売承認を受けており、既存の眼鏡やコンタクトでも十分な視力の得られない患者に対して使用されます。欧州でも臨床試験が完了しています。こちらのほうは具体的な患者例もあげられていて、わかりやすかったです。
2月5日の上場以来、株価は連日上昇していますが、特質すべきは本日の4,546万株という出来高でしょう。同社の発行済株式数3,458万株を大きく上回りました。15%以上保有する大株主がおらず、VCも売れる状況で株価が上がれば大商いになるのは当然ですが、それにしてもこの出来高には驚きました。IPO人気恐るべしです。