大手携帯3社のうち、NTTドコモ(9437)とソフトバンク(9434)を配当目的で保有しています。
本日(2020年8月3日)引け後にNTTドコモ(9437)は決算を発表、21/3通期配当を従来予想の120円(中間期60円、期末60円)から125円(中間期62.5円、期末62.5円)に増額しました。増配幅は5円と小幅ですが、連続増配を今期も継続することになります。21/3期予想EPSは187円、配当性向は67%です。余裕があるとはいえませんが、好財務なのでまずまずの配当性向でしょうか。終値2,949円に対する利回りは4.2%となります。
ソフトバンク(9434)の本日終値は1459.5円(+45円)と前日比3.2%の上昇でした。21/3期予想配当は86円(2020年5月11日発表)に対する利回りは5.9%です。激しい競争環境はもちろんですが、親会社であるソフトバンクグループ(9984)による株式売出しや、予想配当性向が85%と高い点などが懸念され、高配当利回りになっていると思われます。ただし、子会社であるZホールディングス(4689)の成長力や、ソフトバンクグループ(9984)の財務改善(スプリント株、アーム株売却など)を評価すれば、2018年12月のIPO価格1,500円を上回ることも期待できるのではと感じています。
この2銘柄については、私の配当目的の保有株のなかでは比較的安定感があると思っています。ちなみにソフトバンク(9434)の決算発表は明日8月4日です。