ジャナルの株式売買・配当・IPO

ジャナルによる株式の売買、配当、IPOのブログ

コロナ後を見据えて

いずれコロナワクチンが開発され、ソーシャルディスタンスは不要になるでしょう。レジの列での距離、映画館、劇場、飛行機でのとなりを開けた空けた着席、静かな学校給食時間などが永遠に続くとは思えません。直接会って話したり、食べたり飲んだりほうが楽しいので、レストランや居酒屋もいつかは元に戻るでしょう。スポーツイベントやライブ、観光も復活すると思います。

 

話しは少し飛びますが、将棋のタイトル戦で藤井聡太七段が渡辺明棋聖に挑戦中です。移動を伴う対戦を避けるため挑戦者決定トーナメントの進行が遅れましたが、もし厳格な環境下(反則などができない)でオンラインでの対戦をしていれば、もっと早く挑戦できたはずです。でも将棋連盟はそれをしませんでした。将棋ファンも、オンライン対戦を望んでないのでしょう。プロの将棋の他にも、オンラインで出来そうでオンラインに向かないものはたくさんあると思います。

 

ただし、テレワーク、オンライン会議や教育、電子署名(脱ハンコ)、非接触決済などコロナをきっかけに普及した社会システムは、広く定着しそうです。

 

そう考えると構造的に需要の減少が懸念されるのは、オフィス、ビジネス出張くらいかもしれません。もちろんそれに伴って、ビジネス街のコンビニ、レストランなどは厳しい経営が続くでしょう。ただしそれは、コンビニやレストラン業界全体の問題ではありません。

 

出張が少なくなれば、航空機、新幹線、ビジネスホテルの需要は減少するでしょう。ワクチンが開発された後の世界を考えて銘柄を選別するなかで、このあたりは注意しておきたいと思います。

 

私は、JAL(9201)、ANA(9202)、オリックス(8591)、インヴィンシブル(8963)、森ヒルズリート(3294)、ヒューリックリート(3295)、日本リート(3296)を売却しました。

 

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