ジャナルの株式売買・配当・IPO

ジャナルによる株式の売買、配当、IPOのブログ

高配当、低成長株投資について

一般的に、高配当=低成長企業、というケースが多いです。言い方を変えれば、高配当利回り銘柄に投資することは、低成長銘柄に投資するということでもあります。成長に伴うキャピタルゲインはあまり期待せず、配当をキッチリ出してもらえばもらえばそれでOKという投資方針です。従って、減配の可能性が低いことが、重要な投資のポイントになります。

 

当該企業の業界動向、個別要因、配当政策、配当性向、財務などをみて、まず減配しないであろうという点が、投資判断の大切な基準になります。今回の決算では三菱商事(8058)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)など累進配当政策を掲げている企業は21/3期予想でキッチリその方針を守りました。また高配当のJT(2914)、JXTGホールディングス(5020)などは、配当維持を示しました。

 

一方で、業績悪化に伴い減配、もしくは配当未定とした企業も多く見受けられました。丸紅(8002)、三菱ケミカル(4188)などは減配、日本郵政(6178)、出光興産(5019)などは未定としました。

 

以下、個人的な感想です。業績悪化に伴う減配は仕方ないですが、今回の決算を経て、今さらながらに低成長株投資へのリスクを感じました。そして企業によっては、配当方針をあっさり(企業側では苦渋の決断?)変更するケースがあるということも常に意識しておくべきでしょう。低成長、高配当株への投資リスクが各段に大きくなったと感じています。

 

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