3月決算企業の決算発表がほぼ終了しました。マイナスインパクトが大きいと思った配当予想を挙げたいと思います。
1)日本郵政(6178)。21/3期中間配当0、期末未定(20/3期は中間、期末とも25円)。
2)丸紅(8002)。21/3期の配当下限を15円に減配(20/3期配当実績35円)。
3)アマダ(6113)。21/3期の配当を30円に減配(20/3期配当実績48円)。
4)三菱ケミカル(4188)。21/3期の配当を24円に減配(20/3期配当実績32円)。
一方で、三菱商事(8058)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)などは累進配当政策をきっちり守りました。また20/3期配当を計画より増やした三機工業(1961)、ライト工業(1926)などは、21/3期は減配計画となりましたが、配当水準自体は高く好感が持てます。ソフトバンク(9434)の1円増配(85円→86円)も、意思を示した点で意義があると思います。
今後は、業績、配当予想とも未定とした企業がどんな見通しを出してくるかが注目です。