ジャナルの株式売買・配当・IPO

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伊藤忠商事(8001)、三菱商事(8058)は増配、住友商事(8053)は普通配維持

2020年5月8日の場中に、伊藤忠商事(8001)、三菱商事(8058)、住友商事(8053)が決算を発表しました。各社の配当実績と予想は、伊藤忠商事20/3期実績85円→21/3期予想88円、三菱商事132円→134円、住友商事80円(うち記念配10円)→70円です。

 

伊藤忠商事(8001)は21/3期予想の当期純利益が前期比20%減となる見通しですが、EPSは268円であり、増配でも配当性向は33%と余裕があります。

 

三菱商事(8058)は21/3期業績予想は開示しませんでしたが、累進配当の方針を踏まえた増配計画です。素晴らしいです。

 

住友商事(8053)も21/3期業績予想は開示しませんでしたが、配当は普通配で70円としました。20/3期も70円の普通配当(加えて記念配10円)でしたから、普通配は横ばいを維持したことになります。20/3期は中間決算時に配当の減額を発表し株価が大きく下がった経験から、普通配を維持したのかもしれません。

 

これで大手5社の決算が出そろいました。三井物産(8031)は22/3期まで配当の下限を80円に設定しています。結果として大幅減配を発表した丸紅(8002)の一人負けということになりました。

 

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