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三井物産(8031)は80円配を維持、他の総合商社は?

三井物産(8031)は、2020年5月1日13時30分に決算を発表、21/3期予想配当を前期と同額の80円と公表しました。当期利益は1,800億円(前期比ー54%)、EPS105.4円となる見通しです。さらに22/3期、23/3期も80円配当を下限とする強い還元方針を示しました。立派です。

 

株価は発表直前の1,475円程度からすぐに1,515円まで反応しましたが、引値は1,485円(前日比ー1.9%)にとどまりました。市場全体の下げの影響か、投資家が80円配当維持を予想していたからなのかはわかりませんが、やや期待外れの株価推移だと感じました。

 

総合商社の決算は、5月7日に丸紅(8002)、5月8日には住友商事(8053)、伊藤忠商事(8001)、三菱商事(8058)と続きます。いずれも場中の発表です。

 

丸紅(8002)は、20/3期の巨額減損と予想配当35円の変更なしは発表済であり、やはり注目は21/3期の配当予想でしょう。

 

住友商事(8053)は中間決算発表時に20/3期の予想配当を90円から80円(うち記念配10円)に減額しており、21/3期は80円を維持するか、記念配を除いた普通配ベースの70円を維持するか、さらなる減配に踏み込むかが焦点です。

 

三菱商事(8058)は累進配当を掲げているので20/3期の予想配当132円に対し、21/3期をどう予想してくるかが注目されます。

 

伊藤忠商事(8001)は商社の勝ち組です。配当性向の段階的引き上げ、21/3期も累進配当とする方針を掲げていますから、比較的安心して決算をみることができそうです。

 

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