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みらい(3476)、スターアジア(3468)の保有ホテルのオペレーターが破綻

投資法人みらい(3476)、スターアジア不動産投資法人(3468)の両リートが保有しているホテルテナントのWBFホテル&リゾーツ株式会社が、2020年4月27日大阪地裁に民事再生法を申請しました。負債総額は180億円です。

 

みらい(3476)はホテルWBF淀屋橋南(取得価格17.5億円)、スターアジア(3468)はホテルWBFアートステイなんば(同20億円)を保有しています。

 

敷金などである程度は家賃の取りっぱぐれをカバーできるでしょうが、先々の懸念は大きいです。WBFホテルリゾーツ社のスポンサーが現れても、賃料の減額交渉になるでしょうし、スポンサーが決まらなければホテルとしての存続が危ぶまれます。その場合は、物件を売却する可能性もありますが、この状況下では売却損が出てしまうでしょう。

 

コロナの影響で、経営危機に陥るホテルオペレーターは今後も出てくると思われます。今回のWBFホテルアンドリゾーツ社の前には、4月24日にコンパクトホテルを全国展開する株式会社ファーストキャビンが負債総額11億円で東京地裁に破産申請しています。

 

また同じく先週金曜の4月24日には、インヴィンシブル投資法人(8963)が業績予想、分配金見通しを取り下げ、未定としました。本日(2020年4月27日)の投資口価格は28,250円(-9.5.%)と大きく下げました。ホテルを保有するリートにとって、当面厳しい局面が続きそうです。

 

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