福岡リート(8968)が2020年4月13日引け後に、20/2期の決算を発表しました。分配金は当初計画の3,650円に対し3,642円でした。多少余裕を持った計画と思ってましたが、2月に入ってコロナの影響が出たのかもしれません。
注目の20/8期分配金予想は3,150円と▲13.5%の減配です。もともとの計画は3,680円でした。主力のキャナルシティ博多など、保有する商業施設からの変動賃料が減少するためです。ちなみに当社のポートフォリオ全体に占める変動賃料は11.4%、固定賃料は88.6%です。
21/2期の予想分配金も開示されていますが、こちらは3,650円と従来の水準までの回復を予想しています。コロナが8月には収束し、9月から商業施設の売上げが戻ることを前提としているようです。
今後、ホテルリート、商業リートの減配が相次ぐと思われます。1年くらいで元の水準に戻って欲しいものです。