株価の下落により、今期の会社予想配当金をベースにした利回りが6%以上となる銘柄が非常に多くなってきました。
大手では、出光興産(5019)、三菱ケミカル(4188)、ヤマハ発動機(7272)、りそな(8308)、三井住友フィナンシャル(8316)、みずほフィナンシャル(8411)、日本郵政(6178)、丸紅(8002)などです。リートでは7%以上の銘柄がかなり出てきています。
市場は景気後退による減配を織り込みに行っているのでしょう。企業業績が悪化すれば、配当金は減る可能性が高くなります。オフィスの賃料も値下げ交渉が厳しくなるでしょうし、解約も増えるでしょう。
厳しい局面になりましたが、今の株価を見ていると、市場は無配転落銘柄が続出するほどにはならないと見込んでいるような感じがします。そんなことになる前に、なんとか解決するのではという感触でしょうか。市場が正しく、本当にこの程度の企業業績の悪化(=減配)の折り込みで済んでほしいと思います。
今日(2020年3月12日)は約20銘柄に買い指値を入れ、半分約定しました。「今日の安値が明日の高値」にならないことを祈ります。