コロナの影響で企業業績の悪化が予想されます。極力外出を避けるため、航空、鉄道、外食、映画館、カラオケ、テーマパーク、百貨店などは収益が大きく落ち込みそうです。製造業も中国での生産が滞ることにより、製品供給に支障が出てきています。
そんな中、建設業界はコロナの影響をほとんど受けていないようです。建設工事は屋外であることが多く、また人込みとも無縁です。従ってコロナによる工事遅延→業績下方修正の可能性はほぼ無いといってよいと思います。
コロナ問題で、マスク、防護服、テレワーク、巣ごもり消費関連といった一部の銘柄が買われました。しかしながら全体としては日本株の戻りは鈍く、小売り、レジャー関連株などが大きく売られ、厳しい状態が続いています。
地味ですがコロナの影響を受けにくいという点で、建設株が消去法的に注目される場面が来るかもしれません。