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リート、大幅下落の背景にテレワーク?

リートが大きく下落しています。東証リート指数は、2020年2月20日の2250.65ポイントから2月28日には2017.50ポイントまで下げました。5営業日で-10.4%の下落率です。新型コロナウイルスの影響で世界の株式市場が大きく下落しており、Jリートも同様の下落となりました。

 

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賃料収入を分配金原資とするため、商業リート、ホテルリートなどはコロナウイルスの影響を大きく受けそうです。たしかにインヴィンシブル投資法人(8963)、ジャパン・ホテル・リート(8985)などは1月下旬から大きく下落し始めました。インヴィンシブル投資法人の下落率は、2020年1月20日から2月28日まででー29.2%です。

 

ただしここ数日はオフィフリートも下げており、直近5営業日での下落率は、日本ビルファンド(8951)-9.3%、ジャパンリアルエステイトー9.5%、ケネディックス・オフィス(8972)-10.5%、インベスコ・オフィス(3298)-10.7%となっています。

 

コロナアウイルスの影響で、電通グループ(4324)、資生堂(4911)などテレワークを実施する企業が急増しています。これは見方によっては、壮大なテレワークの実験と言えるかもしれません。もし今回のテレワークの結果、多くの企業が「テレワークの方が効率が良く生産性が上がる,大規模なオフィスは必要ない」と考えたら、オフィスを解約するでしょう。オフィスリートの下落は、それを織り込み始めているのでしょうか。

 

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