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日特建設(1929)、上期好調も通期予想は据え置き

日特建設(1929)は、11月8日に19/9上期決算を発表しました。営業利益は期初計画の7億円に対し18億円と大きく上振れました。大型工事の利益率改善が寄与した模様です。ただし20/3通期業績予想は据え置き、配当も32円と変更ありません。8日の株価717円に対する利回りは4.46%です。

 

当社は中期計画(18/3期~20/3期)において、配当性向30%以上かつ総還元性向50%を掲げています。18/3期、19/3期の実績に20/3期計画を合わせて考えると、この公約はしっかりと守られることになります。ただ20/3期当期利益が予想の23.5億円を上回り、28億円以上なってくると増配の可能性が出てくると思われます。

 

その根拠は以下の通りです。現在の配当予想を基にした3年間の総還元額は40.9億円(18/3期の自社株買い5億円を含む)。20/3期当期利益が28億円になると3年間の当期利益合計は82.1億円。従って40.9億円の還元額では還元率が50%を下回ってしまうため、増配もしくは自社株買いの可能性が出てくるわけです。もちろん業績の上振れ幅が小幅で当期利益が27億円台後半なら、計算上増配にはなりません。21/3期以降の配当政策も含め、どうなるか注目しています。

 

www.janal.work

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