投資法人みらい(3476)の2019年9月の月間上昇率は13.3%で、リート銘柄中トップのパフォーマンスでした。
8月30日のさくら総合リート(3471)の総会で、みらいとの合併案が破談となったことが評価されたのでしょう。すなわち投資家は、1:1.67の合併比率ではさくら総合の資産が「お荷物」になると考えていたようで、それがなくなり安心感が広がったと思われます。
加えて合併騒動の最中に、当リートが資産規模2,000億円、ダブルA格付けを目指すこと、三井物産がスポンサーであることなどをアピールできたことも高パフォーマンスにつながったのかもしれません。
さくら総合をめぐっての争奪戦ではスターアジア(3468)に敗れたものの、投資口価格のパフォーマンスでは完勝でした。