丸紅(8002)の説明会に参加しました。
資料の中で一番印象に残ったのは、純利益と株価の推移のグラフでした。下のグラフの棒線は純利益(左目盛り)、薄い折れ線グラフは株価の推移(右目盛り)です。2005~2008年度は、純利益と株価に相関関係がみられますが、それ以降は純利益が伸びても株価はあまり上がっていません。
(出所:丸紅)
一方、配当は順調に増加しています。当社の配当方針は以下の2点です。①配当性向25%以上、②各年度における配当金は期初に公表する配当金を下限とする。これにより20/3期は35円が下限となり、8月23日の株価674.9円に対して利回りは5.2%です。
株価は、21/3期以降の減益を読んでいる推移となっています。減益となった時に減配をするかどうか、すなわち配当性向25%以上の「以上」という方針を生かして、配当を維持するかが焦点となってくると思います。