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投資法人みらい(3476)の投資主総会

投資法人みらい(3476)の投資主総会が7月24日に開催されました。

 

さくら総合リート投資法人(3473)を巡って、投資法人みらい(3476)とスターアジア不動産投資法人(3468)は激しく争っています。8月30日には、スターアジアが招集するさくら総合リートの投資主総会と、さくら総合リート自身が招集するさくら総合リートの投資主総会が同日に開催される予定です。

 

スターアジアが招集するさくら総合リートの総会では、スターアジア側はさくら不動産投資顧問の執行役員の解任と元スターアジア投資顧問の執行役員選任を提案し、スターアジア不動産投資法人(3468)とさくら総合リート投資法人(3473)の合併を目指しています。

 

さくら総合リートが招集する総会では、さくら総合リート投資法人(3473)と投資法人みらい(3476)との合併を提案しています。

 

合併比率等は8月6日までに公表されるようですが、詳細は決まっていません。さらに投資主総会の開催日につても、変更の可能性があります。

 

投資法人みらいの総会では、さくら総合リート投資法人との合併についての説明もありました。主なポイントは以下の通りです。

 

1)合併比率は直近の株価だけではなく、以前の株価も参考にする。

2)さくら総合リートが保有する商業施設には、賃料のアップサイドがある。

3)オフィスにもアップサイドがある。

4)規模拡大によるコスト削減が可能。

5)合併後のスポンサーサポートは、三井物産とイデラパートナーズとなる。

6)資産規模は2,000億円超になる。

7)規模拡大に伴いグローバルインデックスの組入れの可能性が高まる。

8)関東財務局は、総会の同日開催は問題なしとみている。

 

未定なことが多く今後どんな展開になるのかわかりませんが、投資法人みらい(3476)、スターアジア不動産投資法人(3468)とも、さくら総合リート投資法人(3473)をあまり割高に買ってしまえば、分配金に悪影響が出てしまいます。かといってさくら総合リート投資法人の投資主に有利な合併比率を提示時なければ、投資主からの賛成は得られないかもしれません。この問題が出て以降、3リートとも投資口価格が上昇しているだけに、かなり悩ましい状況になっていると思います。

 

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