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淺沼組(1852)が配当政策を変更、20/3期予想配当は208円

淺沼組(1852)が、5月10日に決算を発表しました。

19/3期配当は配当性向30%の153円(直近予想100円)、20/3期予想は同40%の208円です。

 

少し過去の経緯を書きます(株価、配当は比較しやすいように併合後に合わせます)。同社は、2018年5月7日に物言うファンドのボルタグループから自社株買いと100%配当性向を求められました。これを受け同日の株価は3,940円から4,570円へ急騰。

しかし数日後の2018年5月11日の決算発表時に19/3期の大幅減益予想と配当の減額(18/3期160円→19/3期予想100円)を発表し、翌営業日の株価は4,440円から3,710円に下げました。

 

ところが今回の決算では、19/3期業績が当初見込みほどの大幅減益にはならず、配当も100円ではなく153円とほぼ18/3期の160円に近い水準となりました。さらに20/3期予想配当は配当性向が40%となる208円としたのです。

加えて、発行済株数の5%の自己株消却も実施します。物言う株主の効果かどうかはわかりませんが、素晴らしい決定です。

 

でも、このドタバタ劇(減益、減配発表や資本政策の変更)、もう少しスムーズに出来なかったのでしょうか。

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