オリジナル設計(4642)の2018/12期決算短信に、少し変わった記述があります。当期の経営成績の概況欄の以下の文面です。「経常利益は、・・・業界最大手証券会社らの勧誘により取得した大手通信会社新規公開株売却損などにより・・・」。つまり、「野村証券らに勧められて新規公開のソフトバンク(9434)を買い、売却し損失を出した」ということのようです。よほど腹が立ったのでしょうが、こんな事を決算短信に書くのは如何なものかと思います。大人げないというか、そもそも投資は自己責任ですし。
そのソフトバンク(9434)が、5月8日にヤフー(4689)の子会社化と予想配当85円を発表し、株価は上昇しました。オリジナル設計は、どう思うでしょうか(もう見てない可能性大ですが)。上下水道の建設コンサルに定評のある堅実な会社なのに、この記述は残念な気がします。
出所:同社決算短信